助動詞″要″を使って必要/義務を表現する
助動詞″要″を使用して「必要/義務」を表現する中国語文法を解説しています。
助動詞″要″を使って必要/義務を表現する
助動詞″要″の中国語文法を解説しています。
前に助動詞″想″ でも解説した通り、中国語文法では「助動詞」は「動詞」の前に置かれ「動詞」に対して付加的な意味を表現することができます。 「助動詞」では「否定文」と「反復疑問文」の文法に注意する必要があります。 ここでは特に「否定文」に注意する必要があります。
では、実際に例文を解説します。
基本文:我 要 喝 花茶(wo3 yao4 he1 hua1cha2)
日本文に訳すと「私はジャスミン茶を飲まなければならない」の意味となります。
助動詞「要」は動詞「喝」の前に置かれ「飲まなければならない」の意味を表現します。
日本文に訳すと「私はジャスミン茶を飲まなくてもよい」の意味となります。
「助動詞」を含む文の否定文は「動詞」ではなく「助動詞」の前に「不」を置くことに注意する必要があります。
また「要」ではなく「用」を使用していることに注意する必要があります。
中国語文法で「不要」の意味は「飲むな!!」と言う「禁止文」になるからです。
「飲まなくてもよい」と「必要/義務」を否定する場合は「用」を使用し「不用」とすることに注意する必要があります。
日本文に訳すと「あなたはジャスミン茶を飲まなければいけませんか」の意味となります。
一般的な「吗」疑問文ですね。
日本文に訳すと「あなたはジャスミン茶を飲まなければいけませんか」の意味となります。 反復疑問文は「肯定文」の後ろに「否定文」を置きます。
「否定文」の例文を見ると「不用」となっているのに「要」を使用しても良いのか。
答えは良いのです。
「反復疑問文」の場合「要」は「禁止文」の意味合いはなくなり
「必要/義務」の意味合いに戻ります。
また「用」を使用して「用不用」としても意味合いは変わりません。